さまざまな国の外国人エンジニアさんが活躍しておられるそうですね。
北林社長:
いろいろな国のみんなと協業しています。当社では20数年前から研修生・実習生を受け入れてきました。現在では、それぞれの国の大学や就職先などで技術を学び、就労ビザを取得した中国・ベトナム・ミャンマーなどさまざまな国の人たちを、外国人エンジニアとして採用しています。優秀な彼らが活躍してくれると、会社の中も刺激を受け、活性化されます。外国人エンジニアは今や当社にとって”超戦力”といえる、欠かせない存在です。言葉の壁をなくすことにおいてREAL4はとても役に立っています。
REAL4の導入は2013年4月ですね。導入の理由について教えてください。
中川専務:
以前からS/Fライナーを使っていたので、REAL4の導入はすぐに決めました。さらにそれ以前は他社のCADを使っていたんですが、S/Fは使いやすいことや値段の手ごろさなどから、やはりいいと感じていました。それにしてもREAL4、めちゃくちゃ進化しましたね。導入後もいろいろと要望を出してきましたが、どんどんいい感じになってきて、常に進化し続けていると驚いています。
REAL4の良さは何でしょうか
山下部長:
3Dをリアルタイムで、目で見て確認できるのが、やはりいいですね。納まりの確認に便利です。外国人エンジニアにも言葉での思い違いをなくすことができます。
中川専務:
ゼネコンさんに対しても、ノートPCを持って行って3Dで見てもらうことで、すぐに理解してもらえるようになりました。
分類の機能はどうですか?
山下部長:
便利ですね。分ける項目ごとに名前を付け、さまざまな形で活用しており、管理にとても役立っています。例えば重機の用意などのためにお客様から部材一つ当たりの重量を尋ねられたときも、すぐに正確な重量を答えることができます。
他にも良くなったことがありますか?
中川専務:
斜め対応、寄棟、全体的な精度も上がりましたね。複雑な建物も入力方法を工夫すれば、だいたい入るようになりました。
山下部長:
管理資料についても以前はエクセルで出力できなかった項目がありましたが、それができるようになったのも便利ですね。ゼネコンさんからエクセルでほしいという要望は以前からありましたので。
御社の今後への抱負を教えてください。
北林社長:
日本の鉄骨レベルは世界でもかなり高いといえます。そして国を問わず、優秀は人はいます。そうした人たちに日本に来てもらって鉄骨を見て学び、肌で触れ、CADを学んでもらう。そうした日本で経験を積んだ優秀な人材の活躍の場がもっと広がるよう、新しい取り組みを考えていきます。言葉の壁をもっとなくしていけば、当社もさまざまな国の人たちも、活躍できる場はもっと広がる。そういう夢を持っています!