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# REAL4

REAL4を駆使してコストダウン、利益改善を実現!会社を劇的に変革したREAL4導入

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導入後、変化がありましたか?

社長:

劇的に変わりました。導入したからには最大限使いこなして、もとをとらなければ。それにはまず自分が出来なければと、年末に導入して講習を1、2回受けた後は正月休みの間に独力で覚えました。

今では階高や納まりがややこしいものでも、確認しながら3日くらいでほぼ型紙も全部できる状態で入る。一から原寸をとっていたら1週間10日はかかっていたようなことが、今はボタンを押せば型紙が数十秒で何千枚も出てくる。発注するまで1日2日で資料を全部まとめられる。本当に助かっています。

導入してもうすぐ3年ですね。

社長:

どんなものでも、どうにかしたら入れられるんじゃないかとREAL4を駆使しています。REAL4は簡単だけれど、奥が深いですね。覚えれば覚えるほどコスト削減につながる。図面の外注費がかからなくなったことに加えて、導入前だったら断っていた値段の仕事でも、今は以前より早く終えて次の仕事の準備に移れるので、受けることができる。汎用しかなかったら原価は落とせませんでした。損益分岐点が変わったんです。導入するときは悩みましたが、今は導入してホンマ良かったと思うし、だから人にも紹介しているんですよ。

REAL4の導入によって他に変化したことはありますか?

社長:

残業がなくなったことですね。以前は工場を待たせる状況だったんですが、今は待たせることがなくなり、僕の方は常に次の物件、次の見積をやっている状況です。
また、加工図単品が出て何をどれだけ作ったらいいかが分かるので、休日をちゃんと休みながら納期に間に合わせるためにはどうすればいいか、みんなで話し合って決めるようになりました。例えば残業を1時間ずつやったら日曜を休めるな、とか。REAL4は、労働環境を整えるきっかけにもなったわけです。 以前もほとんど間違いはなかったけれど、今の方が間違いはないし、はやい。図面力、現寸力も上がり、受ける仕事の幅も広がりました。

今後への抱負を。

社長:

これからもいい品物を作っていきたいですね。この仕事は人が大事です。ただ加工図単品を作ればいい、ものをくっつければいいというものじゃない。だから、従業員には小さい金物とかもやらせて、自分で形を作らないと分からないことを学んでいってほしいと思っているんです。若い子を育てるには、昔のような「見て習え」ではなく、どんどんやらせて興味を持たせることからだと思っています。人から言われて作るより、自ら考えて作る方が絶対面白いですからね。興味を持った者にどんどんやらせてみて、スピードが上がらない分は、みんなでカバーしていく。

従業員のために、いかに残業を減らし、賃金をあげられるか。そのためにもREAL4は絶対必要だと思います。

本インタビューはS/F Communication30号(2016年)掲載より抜粋しています。
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