USER’S VOICE

導入事例

  • TOP
  • 導入事例
  • BIM化へ向けて5工場でREAL4導入。効率化・時間短縮を実現!!
# REAL4

BIM化へ向けて5工場でREAL4導入。効率化・時間短縮を実現!!

サムネイル

他社のCADと比較検討されたのですか?

菊地課長:

本部の方で数社のCADを検討しました。数年前から全体的にBIM化を考えていく中で、どの会社のCADが最も連携がいいか、どの会社の協力体制が最も良いかなども考えた上で最終的に選びました。

粂田幹事:

以前使っていた専用CADと比べると、REAL4は思い通りの入力がほぼ可能になると感じました。以前は、専用で書いた後、汎用を使って部品をかなり付け加えなければならなかったのが、REAL4であれば汎用を使う割合を大幅に減らすことができる。その後のことまで考えると、REAL4の魅力は大きいと思いました。

REAL4の導入で便利になったと感じていることは?

菊地課長:

設計仕様が決まってから加工、出荷までの時間が短く、納期が迫る中で生産計画を立てなければなりませんが、そうした中、REAL4で材料のサイズ・量・重さなどさまざまなデータがすぐに出てくるので、生産計画の制度を上げることに役立っています。

他にメリットを感じていることがありますか?

粂田幹事:

物件が大型化しているので、複数人で分散して入力し、後で合算する機能も役立っています。

菊地課長:

多くの協力会社がREAL4を使っているので、一つの建屋を複数の会社で分割して行っても情報を共有できるのはメリットですね。REAL4のシェア率が高く、多くの協力会社に導入されていると、データを共有できるのでメリットとして大きいです。

BIM化も考えてのREAL4導入とのことですが、BIM化の理由を教えてください。

菊地課長:

BIM化の取り組みは、合理化・コストダウン化のためだけではありません。今後も長く企業活動を続け、営業からアフターサービスまで行っていくには、膨大なデータを維持管理していく必要があります。でも、今のままのやり方では困難です。特に住宅は部品点数が非常に多く、事業用建築の方が先にBIM化を進めやすいともいえます。事業用建築も超高層が増え、設備、機能もどんどん追加されています。災害のことを考えても、それらのデータを永年保管していかなければなりません。膨大なデータの維持管理には大きな投資が必要であり、コスト効果なども評価しながらBIM化を進めているところです。

今後への思いなどを教えてください。

粂田幹事:

これからもいいものを早く、コスト的にも要求に応えられるものをと思っています。同時に一人一人の負担を減らし、作業時間をさらに減らせるようにしたいですね。

菊地課長:

それに関していえばCAD操作の時間の比率を分析すると、入力・変更対応・待ち時間の中で、変更対応・待ち時間の割合が高く、働き方改革を進める上で極力減らしたかったのが待ち時間でした。REAL4導入後は、待ち時間が大きく改善されたといえます。

粂田幹事

本インタビューはS/F Communication33号(2020年3月)掲載より抜粋しています。
お問い合わせ

CONTACT

資料請求・デモ・お見積もりはこちら