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# REAL4

BIMの概念にこれ以上フィットする専用CADはないんじゃないかというくらい、使い勝手が良いですね。

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御社の事業について教えてください。

永山社長:

近年は主にBIMに重きを置いたプロジェクトでファブさんから受注した鉄骨施工図作成と鉄骨積算業務を担っています。設計図書のバーチャル構築された建物の大本のデータにREAL4で作った3Dのビューモデルをリンクさせる業務で採用されることが大半でプラント鉄骨であれば何でも作ります。

REAL4を2019年からこれまでに20台導入いただきました。

永山社長:

他社さんよりはかなり遅れて導入しましたね。20台導入したのは、大型案件の始動にあたり顧客からの幅広い要求に応えられるようにというのが大きなきっかけでした。ただ、かねてより仕事を依頼するファブさんから「REAL4で作ってほしい」というニーズが増えてきていたのも事実です。圧倒的シェアでソフトを使える人材が多いですから。当社の8割以上を占める中途採用者の多くも入社前からREAL4ユーザーです。

石井支店長:

そのシェア率の高さから、導入後はHグレードファブからのREAL4指定の案件が増加しました。

REAL4をどう評価されていますか?

永山社長:

当社はこれまで他社製の専用CADも複数台導入してきました。基本的には我々が作る図面を形にしてくれるファブさんのシステムに合うものを選択しますが、ソフトには一長一短があるのでプロジェクトの性質に合わせても使い分けています。ただREAL4は苦手とする建物がないので万能です。他社製品と比べてみても、BIMの概念にこれ以上、フィットする専用CADはないんじゃないかというくらい、使い勝手が良いですね。

具体的にどんな点が良いですか。

永山社長:

REAL4は細かい部品が入力でき、かつリアルタイムで3D化されるので、顧客への質疑応答を行う際に伝わりやすいと感じます。文章と2Dの図面だけで理解いただくのが難しい時に、3Dのスクリーンショットを簡単に添付できるのもいいでですね。ファブさんにも喜ばれていますし、当社からREAL4を推進して導入に踏み切ったファブさんも3~4社いらっしゃいます。

石井支店長:

作業者としては、部材等がマスターで管理されているので変更が容易で助かります。大型の物件だと部材変更も頻繁にありますが、マスターさえ変えれば一律で修正が入れられます。当社は2割ほど海外人材が在籍しているためガイド図などの入力画面が分かりやすいのもメリット。しっかりと使いこなし、主戦力として働いてもらっています。3Dビューアも材質等が色分けでき分かりやすく、仕口の不整合なども判断できるのは便利です。

今後にかける思いをお聞かせください。

永山社長:

当社は顧客企業に対してはもちろん、鉄骨建築業界に対しても働きかけていきたいと考えています。昨年10月には、当HD参加の株式会社ビムテクが、三井物産スチール株式会社さんと共同で、鉄骨にフォーカスしたBIM総合情報サイト「steelnavi」を始動しました。鋼材の標準納期や専用CADの紹介をはじめ、鉄骨建築業に関するあらゆる情報を発信しています。業界に関わる全ての方に使い倒してもらいたいですね。システムを正しく取り入れればこんなに効率化できるんだということを伝えながら、今後も業界全体の発展に貢献していきたいと思います。

本インタビューはS/F Communication35号(2024年3月)掲載より抜粋しています。
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