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# REAL4

30年を超えるS/Fユーザー。システムの進化と共に効率化・時間短縮・コストダウン実現で今、新たな世代へ

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REAL4の導入は平成23(2011)年。そのころは専務さんがS/Fライナーをすでに使っておられたわけですね。

専務:

デモを見させてもらって、3Dを起動させながら配置でき、すぐに取り合い的に分かる。ああ、これはいいね、と思いました。ライナーのときのように一旦終了させる必要がない。リアルタイムで3Dが即見られるのはとてもいい、と。また、分類の機能を使って、出荷などもスムーズにできる。全体的な流れを考えても、REAL4はいいと思いました。

専用と汎用の割合はどう変わりましたか?

専務:

S/FライナーのときよりもREAL4になって専用でできる部分がずいぶん増え、専用対汎用の割合がライナーのときは3対7だったのが、今では7対3に逆転した感じです。
管理資料についても以前は出荷表を使っていたぐらい。今は例えば梁・柱に付ける二次部材のかさ上げ材などの長さを出して工場へ渡し、先行して切断を進めています。梁詳細図を出したときには、その二次部材をすぐに付けることができる。デッキ受けなども同様で、前段取りがよくなりました。それは工場から前段取りできることは何かないかといわれたのがきっかけで、データロジックさんに相談し、そうした使い方をするようになったんです。

積算からNC連動まで使っておられるそうですね?

専務:

はい。ライナーのときは積算・取合まで。REAL4にしてからNC連動までするようになりました。断然早くなりましたね。誤差もなくなりました。

御社はどんな物件が多いのですか?

専務:

店舗や病院、福祉施設、倉庫など。中には思い出したくないほど複雑なものもありますね(笑)。ひさしの部分がアールで、そこに母屋が付いていました。REAL4で3Dを見ながら入れていき、現場で間違いなく合いました。

今後に向けて。

専務:

若い人たちを育てながら、これからも顧客満足度と生産性の向上を目指し、間違いのないものをつくっていきます。そのためにもこれからもシステムの一層の進化を期待しています。

本インタビューはS/F Communication31号(2018年)掲載より抜粋しています。
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