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# REAL4

積算のスピードアップと拾い落としの解消、短納期化への対応を目的に他社CADから3DのREAL4へ

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今年2013年5月にREAL4を導入。それまでは他社のCADを使っておられ、S/Fシステムは初導入だそうですね?

柏原部長:

はい。約20年前にCADを導入以来、いろいろなCADを使ってきたのですが、今までのものに比べたら、REAL4は自分が思う完成形に近いCADになったんじゃないかと思います。 今は3Dが主流になりつつありますよね。これまでの他社CADの3Dは、使った人などから話を聞くと、入力が大変だと感じていました。 でも、REAL4の場合は「とっつきやすい」と感じました。これまで使ってきた自動CADと入力の仕方が、違うところはもちろんありますが、似たような感じで、それでいて3Dも使える。ちょうど中間ぐらいだなと思い、導入を決めました。

導入に当たって他社のものと比較検討されましたか?

柏原部長:

もちろんです。比較検討の結果、とっつきやすさ、価格的にもリーズナブルかなと。そして入力時間の短さ。全体的な時間短縮につながること。 そういったことからREAL4の導入を決めました。

短納期化が進む中、CADが時間短縮につながるかどうかは大きいわけですね。

柏原部長:

ええ。今は何でも、すぐ、を求められます。 図面もメールで送るし、チェックもメールでかえってくる。材料もメールですぐに発注できる。だから、どんどん短納期化が進み、製作にすぐかからないと、間に合わない。

何でもできるCADだと、細かく入力しなければならず、入力に時間がかかり、それだと短納期に応えることは難しくなります。短納期に対応できるCADかどうかは、大きいですね。

REAL4をどう使っておられますか?

柏原部長:

積算です。REAL4を導入後、今は受注が決まった時点で、積算で入力したデータを使って1日2日ぐらいで図面を提出できるようになりました。

以前はどうでしたか?

柏原部長:

物件によって異なるので簡単には言えませんが、見積もり時点で、以前は1週間ぐらいかかっていたのが、今は3日ぐらいでできるようになりました。図面を出すのも以前は3日4日かかっていたのが、1日2日ぐらいに。 日数が約半分になったというのは、メリットが大きいですね。

他にも導入メリットはありましたか?

島田常務:

はい。見積もりが重なると、以前は拾い落としが生じることもありました。でも、REAL4を使うようになって拾い落としがなくなりました。拾い落としは損害につながりますからね。 以前は、拾い出しをした後、事務員に入力してもらっていて、やはり単純な打ち間違いがどうしても起きてしまっていました。 今、見積もりが重なるときは、REAL4は1台なので、すべての見積もりをやっているわけではありませんが、ほとんどREAL4です。

やはり3Dは便利ですね。複雑なところを瞬時に3Dで確認しながらできるので、拾い落としがなくなって便利です。今、モニター画面を2つ使ってやっていて、1つは3Dだけを映してすぐに確認できるようにしています。特に複雑な物件などにいいですね。

REAL4を使うと、見積もり時点で溶接長や重量がでてくるので、建て方の計画にも役立っています。建て方の計画は、何ピース、というのが出ていないと段取りが立てられません。REAL4では工区分けができるので、1工区何ピースと出して、1日何本つくればいいかという工程が立てられます。 溶接もどれぐらいの時間がかかるのかをつかめるので役立っています。材料発注もすぐにできるのがいいですね。

変更・修正の際にREAL4は役に立っていますか?

柏原部長:

部材が変わったら、そのメンバーを打ち替えれば、図面も全部変わるので助かります。また、1カ所動かせばそれに付随して梁とかも一緒に動いてくれるのも便利です。 また、変更による増減がどれぐらいあるのか、数量的なものが把握できるのも便利です。特に大きな現場のときは、いったいどれぐらい増えたのか、以前は分からなくなってしまうことがありました。 今は、どれぐらい増えたのか、明細表を出して、お客さんに明確に伝えられて納得していただけるのがいいですね。

データロジックのサポートについてはいかがですか?

柏原部長:

メールで質問を送ったら、すぐに返事をくれ、電話もかけてきてくれて、対応の点もとてもいいと思います。

導入前に考えていた目的やメリットは、実際の導入後、いかがですか?

柏原部長:

一番の目的が時間短縮や拾い落としのない正確さだったので、そのメリットは実際に感じています。

今後への要望を。

柏原部長:

勾配設定の自由度がもっときくようになると、もっと使いやすくなると思います。そしてBIMへの対応、期待しています。

本インタビューはS/F Communication27号(2013年)掲載より抜粋しています。
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