S/Fライナーと比べてREAL4はどうですか?
山内さん:
自動入力できる項目が増えたのでずいぶん楽になりました。階をまたぐ梁の入力も簡単にできますし、ガセットプレート・ダイアフラム形状が自由に編集できるCAD編集機能もいい。以前は複写が出来ず時間を要していましたが、CAD編集機能で複写ができるようになり、とても便利になりました。実はその複写・貼り付けはデータロジックに要望を出していたことの一つだったんです。以前からですが、サポートがいいですね。とても優秀だと思います。対応が早い。そのときには電話がつながらなくても、メールでちゃんと返事をくれる。これはすごい。サポートはどこより一番だと思います。ユーザーが多いので蓄積されているんでしょうね。
菊田部長:
グットジョブです(笑)。
リアルタイムで見られる3Dはいかがですか?
山内さん:
いいですね。最近は補強材・方杖・座屈止め・下地受け材等々で補強する構造が多く、納まりがより複雑になることが多いので、すぐに3Dで確認できることはとても助かります。また、私は設備配管類も入力(仮想BIM的に見える化)して打ち合わせのときに「ここはぶつかるから、こうしましょうか」と、その場で即、3Dで見てもらうと話が早く進むので役立っています。
他にどんな点が便利ですか?
菊田部長:
帳表関係です。業務形態として、大きいものを当社でまとめて各社に配信してもらうスタイルがここのところ続きそうなので、その点、REAL4だと、データを管理できるのがいいですね。
山内さん:
工区分けの機能もいいですね。以前はエクセルを使ってやっていたんです。REAL4では、かなり細かく設定して分けられるし、帳表がエクセルに対応して項目を編集でき、並べ替えもできるようになったので助かっています。工場のキャパが決まっている中で班ごとに簡単に分けられますし、「重量は何トン?」「何ピース?」「配車はどうします」と尋ねられたときにも集計が簡単にでき、生産管理が楽にできるようになりました。
今後に期待することは?
山内さん:
専用に実装されている汎用CAD機能を他機種の汎用CADと連動出来る様にしてほしいです。また最近「データでください」「このBIMソフトとやりとりできますか」とお客さんから聞かれることが何度かあります。お客さんもREAL4がBIMに対応できることを知っておられて「一緒にやりませんか」と。BIMへのさらなる対応、期待しています。