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# REAL4

引き渡しまでのトータルな生産効率アップを実現!!REAL4のすごさ、実感!!祝50周年を機に、さらに一歩前へ

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REAL4の導入は2015年ですね?

社長:

REAL4のことはもちろん知っていましたし、同業者からも情報が入っていました。積算・原寸作業・材料手配・生産管理・出荷・引き渡しに至るまでトータルにコーディネートされたソフトだ、という認識はもっていたので、合理化には、もう不可欠だと判断し、導入を決めました。当社は在来の鉄骨建築だけでなく、株式会社 住金システム建築様の鉄骨を担う協力業者として全国各地の多くの仕事をさせていただいています。それらの仕事の生産効率を上げ、コストダウンを図っていくためREAL4を一気に導入したというわけです。

どんなことが便利になりましたか?

多田課長:

特に管理にかける時間が短くなり、とても助かっています。REAL4は工区別に出すことができたり、必要なものだけ抽出してすぐ出したりできるのがいい。今まで手作業でやっていたことを簡単に出せるので、とても便利です。

社長:

一つの製品を作るのに必要なパーツが一つの紙資料で全部揃うので、指揮系統として明確に指示できるのがいいですね。パーツのウエイトが出るので、建方計画も立てやすい。輸送の配車の目安となったり、現場の作業効率をあげるための重機の配置であったり、安全管理にも役立っています。あらためて考えてみると、REAL4、すごいですね(笑)。導入後、作図だけの時間ではなく、引き渡しまでのトータルな時間が圧縮でき、生産効率が上がり、コストダウンにつながりました。生産効率は1.5倍以上良くなったように思います。以前とは全然違います。メリットはすごく大きいです。

S/F積算システムは4台導入していただいていますね。どう使っておられるのですか?

宮本専務:

社長と私と総務の2人で使っています。経費設定は私たちが教えますが、総務の2人は日々、請求書を見て鋼材単価を把握していますし、工場台帳も見ているので単なるオペレーターではなく、これから当社の人材としてさらに活躍してもらいたいので、積算システムを教育ツールとしても使っている感じです。仕事は分かった方が絶対に面白いですから。最終的には工事台帳と積算の突合せができるようにしたいと思っています。

社長:

いわば業務の見える化ですね。

専務:

タイムカードもやめ、自動的に読み取るシステムに変えました。今日現在の一工事に対する総労働時間、時間単価も総務に入れてもらっています。作業効率が良くなり、残業時間が減ったのはREAL4のおかげです。特に設計は残業時間がかなり減りました。

社長:

目標の時間が立てやすくなりましたね。
今後に向けての思いを。

社長:

当社は厳しい時代もありましたが、人との出会いに恵まれ、人に助けられ、2018年に設立50周年を迎えることができました。それを機に掲げたスローガンは「粘り強さ」。「ひとつ耐えて一歩。ひとつ耐えて一歩」という一人一人の前進が組織の力となる。そういう思いで進んでいきます。私、実はラグビーが好きなんです(笑)。

また、地元の萩出身の吉田松陰の言葉に「夢なき者に成功なし」といった意味の言葉があるそうです。理想・計画・実行があって成功へ。まさにPDCAサイクル(plan-do-check-action)ですよね。そのことはいつも私の中にあります。 2018年7月には設立50周年を機に、株式会社へと組織変更し、会社のロゴマークを作り、会社内の部署も整備しました。これからの有能な人材確保、人材育成も考えてのことです。データロジックさんのソフトは、まだ進化していく可能性があると感じています。我々もクオリティの高い、効率的なものづくりに向けて、これからも進化への努力を続けていきたいと思います。

本インタビューはS/F Communication32号(2018年)掲載より抜粋しています。
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